不動産を売却する際に、一般的には不動産仲介業者を通じて売却を行うことが多いですが、最近では不動産買取が注目されています。不動産買取は、仲介業者を通じた売却と比較して、多くのメリットがあります。本記事では、不動産買取が選ばれる5つの主な理由をご紹介します。
理由1:手続きがシンプル
不動産買取は、仲介業者を通じた売却と比較して、手続きがシンプルです。仲介業者を通じた売却では、査定を受けるために複数の業者と面談を行い、契約書の作成や物件の引き渡しの手続きなど、複数回にわたって手続きを行う必要があります。売主側に求められる条件や費用面もあることも多く相談段階では全体の費用負担など不透明なこともあります。しかし、不動産買取では、売主の負担を減らすことを利点としています。不動産買取会社が査定を行い、合意が成立すれば、契約書の作成や物件の引き渡しの手続きまで不動産買取会社が行ってくれます。基本的には現状有姿での取引となることが多いので売主は契約と決済で2度手続きすれば大丈夫です。
理由2:査定額が高い
不動産買取会社は、自社で買取を行い、その後に自社でリフォームや再販売を行うことで利益を得るため、独自の基準で買取価格を高く設定することができます。仲介会社が入りませんので仲介手数料を必要としません。仲介業者経由で買取会社が買主になるケースと比べると、買取会社が仲介業者へ払う仲介手数料分と売主が仲介業者へ払う仲介手数料分が、そのまま査定額アップとなる単純計算ができます。
理由3:即金での売却が可能
仲介業者を通じた売却では、買主を見つけるまで物件が売れるまでに数か月から半年以上の時間がかかることが一般的です。しかし、不動産買取では、早くて1カ月以内での現金での売却が可能です。不動産買取会社は、査定後に即座に買取価格を提示し、合意が成立すれば現金での支払いを行います。急いで現金を必要としている場合には、不動産買取が最適な選択肢となるでしょう。売主の事情と物件の条件次第では、契約と決済を一度で済ませることもできます。つまり、通常の契約するタイミングで引渡も済ませてしまうので1~2週間で現金化することも可能なわけです。
理由4:不動産の状態に関係なく買取可能
不動産買取は、物件の状態に関係なく買取可能です。物件の状態によっては査定額が低くなることがありますが、残置物などもそのままの状態で査定し価格をつけてくれます。そのため、手放したいけれど物件の状態が悪くて売れるか心配だという方にとっても、不動産買取は選択肢の一つとなります。
理由5:手数料や仲介手数料が不要
仲介業者を通じた売却では、仲介手数料がかかることが一般的です。しかし、不動産買取では、仲介手数料が不要となります。不動産買取会社がそのまま直接に買主になるから仲介業者は不要だからです。そのため、売却時の負担が少なく、手続きもシンプルになるというメリットがあります。その場合でも心配は不要、不動産買取会社が仲介業者が行う契約業務なども行ってくれます。
まとめ
以上のように、不動産買取には手続きがシンプルであること、査定額が高いこと、即金での売却が可能であることなど、多くのメリットがあります。不動産を売却する際には、不動産買取もぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
特に、遠方で家や庭に残置物がたくさんある状態で片付けができずに放置しがちになっている場合などはそのままの状態で買い取ってくれるので非常に助かります。
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